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POET
TAKEHIKO   
KUROKAWA

ゆれている来たみち
帰るみち

いつかの夕暮れは短い

笑い声と歌声と
景色に溶けて
まぼろしみたい

高架橋に
西行きの電車が通り過ぎて
川を渡る

ゆれている
ひまわりとぼくたちと
水面と

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